もくじ

まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法

はじめに … 004

第1章 見方を変える … 009
風景をデザインする
眺めるから風景になる
見てはいるけど見えていない風景
モノの見方が変わる時
目のレンズ
まなざしのデザインの可能性

第2章 眼をあざむく  … 025
現実をそのまま見ているわけではない
風景の半分は想像力である
眼で見るのか心で見るのか
ジャメヴュの風景
見方をクリエイトする
読み手の想像性

第3章 幻想を見やぶる  … 041
大人の目
トリックスターの役割
推論を裏切る
認識のパターン化
目的が盲目にする
マジシャンの技術
変化の操作
幻覚で幻覚をあばく

第4章 風景を解剖する … 063
風景とは何か
風景とはあらゆるものの形
人は風景の一部
形のない風景
風景のもう半分は視線
心が変わると風景が変わる
風景には記号が埋め込まれている
風景の正体

第5章  関係を異化する … 091
眺めるものは自分になる
旅人のまなざし
見えない窓枠
同化と異化
風景異化

第6章  日常を冒険する … 109
デザインのフレームワーク
①環境の変化 ー客体の物理的なデザイン
・素材を操作する
・風景のリミックス
・ブリコラージュが開く想像力
②記号の変化 ー客体の心理的なデザイン
・分類を変える
・フェイクを挿し込む
・風景の補助線
③知覚の変化 ー主体の物理的なデザイン
・道具を用いる
・風景のオルタナティブ
・知覚の混乱
④認知の変化 ー主体の心理的なデザイン
・型を取り替える
・風景を演じる
・ルールの外からまなざしを向ける
・創造性のためのフレームワーク

第7章  場を組み替える  … 153
コミュニケーションのデザイン
人の生死に関わる場所
無駄な空間
見ることと見られること
霧はれて光きたる春
奇跡の似姿
演じるのが人間である

第8章  芸術を役立てる  … 177
アートとデザイン
イメージによるソリューション
イメージによるクエスチョン
芸術の社会的効用
イメージとイマジネーション
イマジネーションのズレが生む創造性
戦場の歌

第9章  自分を発見する  … 199
刺激の罠
まなざしをデザインするのは誰か
不安定に変化する心
固定される心のパターン
エゴギョウによるまなざしの分析
まなざしの相生相克
まなざしのバランス

第10章 無意識を見つめる  … 225
無意識へのアクセス
自我が生まれる時に風景も生まれる
無意識を構成するまなざし
心は何がつくるのか
分離する外なるまなざし
経済化する欲望のまなざし

第11章 異なりを結ぶ  … 243
まなざしの共同体
多様になっていく世界
共同体から共異体へ
人々を結ぶ力
モエレ沼公園にて
非日常と日常の反転
物語の中に入り込む
安全ではないものとの出会い
一つにつながる体験
心のインフラとしての芸術

第12章 空想を働かせる  … 275
過剰な想像力
まなざしの誕生
空想の文明
系の生存
自己という病
最大の妄想
無への想像
空想のマネージメント

おわりに … 302